宮崎の本格焼酎


宮崎の焼酎は米焼酎、芋焼酎と多彩

のんべえのことを“しょっちゅくれ”というユニークな言葉で表す宮崎。それは、鹿児島と同様、宮崎で酒といえば焼酎をさすことを証明する言葉にほかならない。本格焼酎の成人一人当たり消費量は鹿児島に次いで全国二位だ。

 さて、そんな宮崎で造られている焼酎とは?南北に長く、気候もかなり異なる宮崎県で造られている焼酎は実に多彩である。おおまかに、北部では麦や米、北部山間ではそばやともろこし、熊本に隣接する地区では米、南部では芋を原料とした焼酎が造られ、飲まれている。

特に1973年に宮崎県の五ヶ瀬町で誕生したそば焼酎は、大都市圏を中心に根強い人気を誇っている。  

 宮崎市内で八十年にわたって酒屋を営む大阪屋には宮崎県の焼酎三百銘柄ほどが並んでいる。

宮崎県の焼酎は地元産を中心とした材料で造られていますが、特に芋焼酎は、一般的な黄金せんがんだけでなく、食用の紅芋などでも作られ始めています。麦も県産のさまざまな麦を使うようになってきました。

それと、宮崎の焼酎はこれまで白麹仕込みがほとんどでしたが、黒麹仕込みも増えてきました。銘柄も増え続け、味の違いが楽しめるのも宮崎の特徴です。これからも宮崎の焼酎が多様でどれも美味しいことを伝えていきたい。

 焼酎の一般的なアルコール度数は二十五度であるが、戦後、税額の問題などで、二十度に度数を下げた焼酎が登場した。

その度数が宮崎の人々に合ったのか、ほかの地域では、二十五度に戻っていったが、宮崎県では、二十度の焼酎が定着している。それも宮崎焼酎の特徴だ。

“しょっちゅくれ”たちは、こよいも名物・地鶏のもも焼きをはじめとした郷土料理と、多彩な焼酎を楽しんでいる。